B-NAG's blog

地元のたからものを発掘しその素晴らしさを発信していく、登別アクティブガイド協会(B-NAG)のさまざまな『旅のカタチ』。

スノーシューで橘湖へGO!

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橘湖へGO!

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登別にもたっぷりと雪が積もりました。

今日はスノーシューで地図読みをしながら、橘湖に向かいます!

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まずは、地図読みプチ講座。

現在地をみつけ、行き先を決めてコンパスを合わせます。

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そして、ひざまでラッセルしながら、出発!

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一番先頭って大変!

三番目ってなんて楽なのー!

みんなでラッセル体験を交換で行いました。

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途中沢を越えて。

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地形が変わる場所、現在地がわかる場所で

地図読みを今一度。

行き先の方向を確認します。

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いよいよ、外輪山を登ります!

ひとりラッセル頑張りました!

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だんだん急になっていく上り坂。

休憩をとりながら、わいわいお話をしてコルを目指します。

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すると…

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見えてきました!橘湖!!

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今日は橘湖が見えるコルをゴールとして記念撮影!

風が強い!

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帰り道は、楽ちん♪♪

ラッセル走りを心ゆくまで楽しみました!

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風の当たらないところで、お昼休憩。

今日は鶏つみれスープ!

あったかいものを食べると、ココロも体もあったまるね!

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ラッセル橘湖、おつかれさまでした!

また次回もご一緒しましょう!

Today's Nature Guide/ M.Endo

オロフレ樹氷→橘湖

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 今日はオロフレ樹氷に会いにスノーシューハイキングを予定していましたが、

オロフレ峠に向かう道路が封鎖されていたため、

行き先を橘湖にかえて、スノーシューハイキングを行いました。f:id:B-NAG2010:20180203161744j:plain

足元をよくみると、セッケイカワゲラが同じ方向に向かって歩いていました。

この方向は橘湖…。

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テンやエゾリスの足跡や樹木を観察しながら、外輪山を登ります。

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コルを抜けると、橘湖がみえました!

外輪山を下って湖面に向かいました。

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全面結氷している橘湖!

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風があたらない場所でランチタイム。

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思ったより天候は悪くならず、

青空の来馬岳、1077m、オロフレ山方面がみえました。

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帰りは、おしりすべりポイントを探しながら、

斜面を走りおりました。

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いいポイントをみつけては、トライ!

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みなさん、おつかれさまでした!

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 Today's Nature Guide/ A.Yoshinaka M.Endo

 

 

 

地図読み講座

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今日は地図読み講座を行いました。

登山には欠かせない知識で、これからの冬シーズンに実践を重ねるいい機会!

ということで、今までの確認も含めての講座となりました。

 

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まずは地形図について、いろいろ学びました。

地形図に尾根、水線を入れて、実際の登山や沢登りをイメージしながら、地図を‘読んで’いきます。

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机上講座のあとは、グラウンドに出て実際の地形を地図を合わせて

読み解いていきます。

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今回の復習もかねて、雪山に行きましょう。

冬シーズン、お待ちしております!

Today's Nature Guide/ M.Endo

倶多楽旧道、再び

11月26日の倶多楽古道ツアーに参加できなかった方がら、倶多楽古道ツアーをオーダーしていただきました。野鳥好きのお仲間5名様です。

明治、大正、昭和の順に今日歩く場所の地図を見て、現在の地形図にも道は載っていない、目指すは静かな湖畔。倶多楽火山は活火山で、7万年前から4万年前まで活発に活動していました。現在の蘭法華岬やアヨロ岬もこの火山によりできたそうです。

準備体操を済ませ、ストックを持ち、入り口の大きなオンコと山神にご挨拶します。f:id:B-NAG2010:20171210094036j:plain

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この旧道は、かつてヒメマスの養殖、炭焼き、安山岩の運び出しなどに使われた馬車道です。とはいえ、実際に歩くと急なところもあります。

鳥が鳴けば双眼鏡を覗き、落ち葉と雪のフカフカ感、香りや色にも気づいてみんなで共有します。外輪山のピークまでは木にまつわるアイヌの物語も交えながら樹種が豊富な森の中を進みます。最後の急な斜面も一歩ずつ登りササをかき分けると、倶多楽湖が顔を出します。

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湖に向けて外輪山を下る道はササと倒木で、障害物だらけです。みなさん、「頭!足元!ここ滑ります!」など後ろの方へ掛け声をかけながら楽しそうに越えていきます。12時15分に湖畔へ到着し、お昼にしました。虎杖浜にある桔梗原さんの干しシイタケを入れたスープで体を温めました。

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※残念ながらスープの写真を撮り忘れ、食後の1枚となりました(苦笑)。

倶多楽湖は外周約8kmの真ん丸なカルデラ湖で、2月には全面結氷します。その丸さを各々表現し記念撮影を済ませ、帰りは観光道路を歩きます。私たちの足跡に負けない数のシカやキツネ、イタチの仲間などの足跡がたくさんあります。小さな足跡としっぽの線が印象的で、かわいい足跡にレンズを向け撮影時間をたっぷりとりました。ひょっとしてイイズナだったかもしれません。

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冬の山は初めてという方も無事に歩けて、達成感があったようです。

オーダーメイドツアーは、気の合う仲間と自分たちのペースで歩くこともできます。ぜひ、今後もご活用ください♪

 

今回のツアーで観察できた動植物

ツグミゴジュウカラシジュウカラアカゲラ、ほか。

ムラサキシキブ、ナニワズ、フッキソウ、ホオノキ、ケヤマハンノキ、シナノキ、オヒョウ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、シウリザクラ、クサギ、サンショウ、キハダ、ヤチダモ、アオダモ、カツラ、ハリギリ、ミズナラ、サルナシ、ツルアジサイヤマブドウ、ミズキ、ドロノキ、ツリバナ、イチイ、アカエゾマツ、トドマツ、ヤナギの仲間、サワシバ、ダケカンバ、ウダイカンバ、シラカンバ、ハルニレ、エゾヤマザクラニセアカシアタラノキキタコブシ、ほか。

 

 Today's Nature Guide/ J.Horie H.Hoshi

12月・1月のプログラムのご案内

お待たせいたしました!

12月、1月のプログラムのご案内です。

12月は「鐵のまち、室蘭を歩く」です。

室蘭の地形、そして、鐵のまちになった謎を解き明かしにいきたいと思います。

1月は冬のアクティビティでの楽しみをワンランクアップする「地図読み講座」です。

2月からは冬のアクティビティプログラムがはじまります!

詳細はこちらをご覧ください↓↓

http://npo-momonga.org/b_nag/index.html

 

 

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ご参加をお待ちしております!

クッタラ古道をゆく

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いにしえの道、クッタラ古道

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4名のみなさまと、倶多楽湖までの旧道を歩いてきました。

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 ヒメマス養殖事業や安山岩の切り出しなどに使われていた、白老町虎杖浜から倶多楽湖までの約3キロの道のり。途中は数多くの樹木を見ることができます。かつて、炭焼きもされていたため大木の切り株が残っています。また、今ある樹木は何本にも分かれていて、一度伐採された切り株から出た芽が大きくなったものと考えられます。

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今は静かな森の中ですが、馬車や人が入っていたことをうかがい知ることができます。 

昨晩より雪が積もりました。

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入り口のオンコの木と山神さまにご挨拶して、木々や残っているクサギやサンショウの果実などの香りを楽しみながら登ること約1時間。湖が見えてきました。

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火山でもある倶多楽湖周辺の山は標高が400~500mで、丸い湖は火口湖としては小さいためカルデラ湖とされています。外輪山のピークを越え、湖まで150mくらい下りました。夏期は観光道路として車で来られる道がありますが、登ってきたことと、観光道路は閉鎖しているため貸し切り状態から、特別な場所へ来た気分になれます。旧道は出口にも入口同様にオンコの木が並んでいます。

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記念写真を撮り昼食休憩。白老町の中華食堂「杏(あん)」さんの餃子でスープです。少しは体が温まったでしょうか。

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湖では羽を休めているミコアイサホシハジロを観察し、帰りは観光道路を進みます。

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歩きながらシカやイタチの仲間、ウサギの足跡を辿ったり、チシマザサとクマイザサを触り比べてみたりしました。

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参加者からは、「木にも皮や形など違いがあることに気づきました」や、「冬の山に初めて来ましたが楽しかったです」という感想がありました。

次のツアーもお楽しみに!

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Today's Nature Guide/ J.Horie H.Hoshi

コケの世界へようこそ!

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鉱山にコケ女現る!

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今日は天気予報よりよいお天気になりました。

晩秋の鉱山の森での、コケとの出会いを目指して森へ出かけました。

まずは身近なコケをルーペで観察。

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コケとひとくちに言っても、いろんな種類があります。

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ルーペを通したコケの世界に感動!

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そして、森の中へ出かけるとシマエナガコゲラハシブトガラたちの混群が出迎えてくれました。

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そして、もうすっかり、コケモードの目線です。

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道すがら、葉っぱが落ちたからこその野鳥の巣やツルリンドウの実、

コウライテンナンショウの実など晩秋の発見を楽しみました。

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今日は普段なかなか気がつかないので、

いつもと違う目線でぐぐっと近づきます。

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新しい発見に、「キャー」「かわいー!」の声があがります。

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「ステキ!」

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そして、森からすこしづつおすそわけをいただきました。

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いよいよ、コケテラリウムづくりです。

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みなさん、思い思いのデザインを思い描き、コケを入れていきます。

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ガラス瓶の中は、コケの世界。

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素敵な作品に、タイトルをつけて発表。

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コケを通して、森を感じたひとときとなりました。

Today's Nature Guide/ K.Fukuzawa M.Endo