秋サケ日和 「ウヨロ川フットパスを歩こう!」
2週間ほど前に大雨の氾濫危険水位を越えた白老町の河川。その大雨の爪跡を目の当たりにし、そんな環境でも命をつなぐため最期の力を振り絞るサケたちに会いに行ってきました。
河畔林ではマルトースの甘い香りをお腹いっぱい吸引!笑
増水後で姿を変えた河川ですが、増水時も木に守られ生き残っているヌメリスギタケモドキを発見♪
まだ濁りのとれないウヨロ川ですが、増水でウライを突破したサケたちが産卵行動や休憩をとっていました。視界の広いサケたちを驚かさないよう、オスとメスの違いを観察♪
河川が”生きている”ことが実感できます。大きくえぐられ大幅に流れを変えたウヨロ川の今。
かけ直されたばかりの橋も渡り~
ゆっくりお昼とコーヒーを楽しんだ後は記念撮影!
てサケの他にも、秋に咲く花々や、突然に現れる生きものたちにも出会えました。
※観察できた動植物
エゾノコンギク、ネバリノギク、コウヤワラビ、イヌタデ、ハナタデ、アキノウナギツカミ、アケボノソウ、エノコログサ、オギ、ヌカキビ、オオアワダチソウ、スズタケ、クマイザサ、カラハナソウ、タラノキ、ドロノキ、ムラサキシキブ、サワシバ、カシワ、ケヤマハンノキ、ヤナギの仲間、マタタビ、ハルニレ、ウド、ヌメリスギタケモドキ、エゾウコギ、ヒロハノヘビノボラズ、ナギナタコウジュ、エゾアカガエル、アオジ、キセキレイ、アオザギ、カワガラス、コバネイナゴ、ハナアブの仲間、サケ、など。
牧草地を歩きながら、オホーツク海、ベーリング海、アラスカ湾、と長旅をしてきたサケたちの能力やサケが遡上する河川の命の循環、自然産卵と孵化放流事業・・・今私たちにできることをみんなで考えました。
「こんなにサケのこと考えたことなかった」というお声もありました。
今宵は夢で彼らの長旅の話を聞けるといいですね!
また、お会いしましょう!
フットパスの環境整備されている皆様、ありがとうございます。
Today's Nature Guide/ J.Nagata