初冬のクッタラ古道を歩く
昨日までの冷え込みから一転し、温かい初冬の1日、歴史と自然を楽しむ倶多楽古道を歩きました。
昭和46年の地形図を最後に消えた古道は、かつて硬石や原木の運搬、ヒメマスの養殖事業、温泉や観光、近隣学校の遠足路などに人や馬、トロッコが往来しました。その歴史痕跡を辿りながら、冬の樹木の姿も観察していきます。
足元では秋の台風の影響か、ナニワズの花が咲いていました。
また、時にはいきものたちの「痕跡」もじっくりほぐして見てみました。高い空には冬鳥のワシの姿も見られ、初冬の自然も満喫できました。
恒例となりつつある記念撮影は真ん丸の湖のイメージをみなで考えていただき、ポーズをとってもらいました。
湖畔で昼食をとり、帰路は観光道路を進み、虎杖浜や登別港の地形なども眺望しました。
水が湧いているところ、カラマツの葉が落ちて黄金色の絨毯のようなところもありました。
みんなで歩くと新たな発見があると参加者の方が感想を下さり、今後の励みにもなりました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございます!
Today's Nature Guide/ J.Horie